広島県福山市の神社にて、樹高切下げと枝打ち作業を行いました。
造園業者様からのご紹介により作業させて頂きました。以前クレーンとゴンドラで作業したが、届かない樹木と、マゴで吊れる部分をお願いされました。
作業前に宮司さまに作業の安全祈願と樹木への感謝を込めて御祈祷頂きました。
初日、クレーンが届かないツガの枝打ちと樹高調整。およびカシの山道側に伸びた幹を切除。ツガは見積時に根本で切断したはずのツルに悩まされ、なかなか登り進めずもがいてあがいてなんとかトップまで。クライミングアンカーを取り直し、参道に伸びた下枝の除去に。ここでもツルに行く手を阻まれつつエイヤエイヤとリムウォーク。新調したリギングロープは太くて重い。枯枝や伸び過ぎた枝を切り詰めつつ登り返していると、カシノキの作業が終わり、ツガのトップカットへ。ロープで木に登れたらアーボリスト？いや、グランドにいてもアーボリスト。さすが。
本来トップカットは樹木への冒涜と言われるタブー行為だが、危険を許容できる範囲まで除去する目的で今回は施工しました。地元に近いということもあり、経年観察で変化があれば対処します。
２日目、鳥居があるため大型クレーンは入れず、山門がある為進めない。そんな中マゴまでクレーンを伸ばすと対象木を通り越してなお、５００キロは吊れるとのこと。クレーン凄い。山門でクレーンのオペさんの視界が通らないので、何回かに別けて切り詰め、作業完了です。切り落とした枝葉の片付け、掃除は造園業者様に甘えました。ありがとうございました。
作業に当たっては、かわうち林業様と、小林クレーン様に大変お世話になりました。
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