桜の伐採作業@福山市

桜の伐採作業
桜の伐採作業

広島県福山市にて桜の伐採作業を行いました。


伐採理由として、落ち葉や花弁の掃除が大変とのことで、我々樹護士(アーボリスト)的にはなんだかなぁ。とやるせない気持ちでしたが、いざ鋸を入れてみると腐朽が進行しており、今伐れたのは良かったかも知れないと思いました。作業中、近隣住民の方に「ほんとうにありがとう」と感謝の言葉を伝えられ、いかに困って不安な気持ちになっていたか、自分が一方的な側面からしかこの作業にアプローチできていなかったかを思い知らされた気持ちでした。


一般的にソメイヨシノの寿命は60年程と言われています。春には満開の花で人々を楽しませてきたであろう、立派な桜達。腐朽菌に蝕まれ、枝先を枯らし、巨体を傾けながらも、青々と葉を繁らせた桜達。結婚式場に続く坂道でもあり、多くのひとが色んな想い出を持っているであろう桜達でしたが、伐採となりました。


作業に当たっては道路を通行止めとし、高所作業車による枝打ち、切り詰めを行い、伐倒しました。10mを超える高所作業車による作業は技能講習が必要です。6.75m以上の作業では墜落制止用器具の特別教育と要求性能墜落制止用器具(フルハーネス)が必要です。チェーンソーを扱うには伐木等の特別教育が必要で、下肢防護衣(チェーンソーパンツ・チャップス等)の着用が義務付けられています。高所作業車のバケットに2人乗り、一人が切り離す枝先をコントロールしつつ、もう一人がチェーンソーを扱い、グランドは落ちてきた枝をダンプに積んで刻む。チームワークとは絆や仲良しゴッコではなく、個々が自分の役割を理解し分担して現場を回すことで、今回は#参伍捌(さごはち)さまの協力を得て、スムーズに完了しました。通行止めの時間が限られており、ちゃんと休憩も取れずすみませんでした。


梅雨明け宣言を待って作業の予定を組んだはずが、連日、豪雨&雷雨により作業を中断、中断、中断。応援を頼んだ日の夕方には、数年に一度レベルの大雨となり、本部テントに足止めされて帰れなくなりました。雨が止んでも福山市内各所で用水路が溢れて冠水した場所がありました。台風などと違い、昨今のゲリラ豪雨は天気予報も雨雲レーダーも当てにならない、とんでもない雨量が急に降ります。地盤がゆるみ、倒木すれば家屋や車両に被害が及ぶこともあり、倒木が避難経路を塞げば迅速な避難・救助活動の妨げにもなります。周囲の樹木の健康状態や倒木の危険性を専門家に観てもらうのも良いかも知れません。


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