広島県福山市 神辺町 にて、剪定&伐木作業を行いました。
石垣から伸びたカシが、老木となり自身の枝葉の重さに耐えきれなくなってきたのと、キクイムシにやられて枝折れ等が発生する為、枝葉を減らして軽くし、手前に重心を寄せることによって、負担の軽減をはかりました。
庭師的には伐採するよりマシ、程度の枝打ちを剪定とは呼びたくないですが、予想より樹木の状態が悪く、枝に腐朽やヒビが入っており、どうにも切らざるを得ない、仕方なく切り詰めていったら殆ど枝を残せませんでした…。
言うまでもなく葉っぱは光合成をして栄養をつくる工場であり、樹木は自身を成長させ樹勢を維持するのに必要としているから葉を繁らせています。それを減じるのは今まで保たれていたバランスを崩すことになります。それは植物ホルモンであったり、水分養分の需給であったり、木の重心のバランスだったりします。
崩さないようにするにはどうするか?崩してしまったらその後どうするか?どうなるか?思いを巡らせ、調べたり聞いたり考えたり。
もう一本、木梨は幹ががらんどうに空いています。実はなるけど固くて食べられないそうです。最近は実が着いても大きくならず、さりとて伐採は忍びないとのことで手入れのしやすいように足場のない方向や高さのある枝を詰め、管理しやすくなりました。
庭木のヒバは残念ながら伐採です。電線の引き込みに近く、家屋にも近いため、うまく収まりをつけられませんでした。
急斜面や石垣に生えた樹木のご相談もお待ちしております。伐採だけでなく、軽くして樹木を残すご提案も出来る、かもしれません。
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