斜面刈払作業@福山市駅家町

斜度もすごいがツル絡みが激しい。
斜度もすごいがツル絡みが激しい。

福山市 駅家町 にて、急傾斜地での刈り払い作業を行いました。


斜度がキツく、刈った竹や切株に足を取られて危険でした。さらに藤などのツル絡みが激しく、刈った木竹が一丸となって転がり落ちました。


ドイツのSTIHLというメーカーの、FR235という、背負い式の草刈機に、千鳥打ちの60枚刃のチップソーを装着しての刈り払い作業。ハンドルがシャフトを遊動するので刈り刃を上下左右に動かすのが容易で、上の方のツル絡みを断ち伐ったり、枝を払ったり刻んだりする作業にはもってこいです。交互に打ち分けられた60枚刃のチップソーは、木工用の丸鋸のように木も切れます。あまり無茶をさせると熱で歪みますが…。


刈り払った枝は通常は農作業用フォークなどを使って移動させるのですが、ツル絡みですべてが連なっており、非常に厄介でした。人力でダメなら機械に頼ろう、ということで、エンジンウインチをダンプトラックに設置して、ロープを巻き上げてツル絡みごと荷台に引き込みました。


このエンジンウインチはロープを本体に巻き込むことなく、ロープの長さが許す限りエンドレスでロープを巻けます。今回の作業でエンジンウインチの可能性が広がったように思います。


あらゆる道具を、安全が許容される範囲内で、駆使して作業の効率化を計る。それには知識と技術、そして経験が不可欠です。


認知されない危険ほど危ないものは有りません。


ヒポポタマスツリーケアサービス では、認定を受けた技術者が、安全に作業します。