枯松伐採 @大谷台

広島県福山市 大谷台にて、枯れ松の伐採作業を行いました。


見積りの際には、枯れているとはいえ、まだ葉も落ちきっていないし、腐朽の進行度合いもそこまでではないだろう。と判断しましたが、実際にはスパイクのロング刃が全て埋り、抜けなくなるほどボソボソになっていました。


同じ場所の違う枯れ松が、幹が折れて擁壁下の住宅の方に倒れ、幸いにも被害はなかったのですが、今回のご依頼のきっかけになりました。


その倒木してしまった枯れ松は、幹の下部をぐるり一周樹皮を剥いで樹を枯らす「巻き枯し」の手法が使われていました。


#巻き枯らし は、うまくいけば梢の先端から枯れて落ちて、周辺の環境に支障なく樹を朽ちさせる方法ですが、樹の状態や周辺の環境によっては倒木の可能性があります。


特に斜面に生えている樹木は、日光を求めて斜面下側に枝葉を繁らせていることが殆どですが、それはつまり樹の重心がそちら側にあるということで、生きている間は #当て材 と呼ばれる組織を樹木が発達させたり、根を張ったりして耐えていますが、枯れてしまうと強度が保てなくなり、重心方向に倒木する可能性があります。


松に限らず、枯れ木の処理は一刻も早く対応することが大切です。腐朽が進行すればするほど、危険性が増し、作業に関する安全対策費も嵩み、とれる手法も限られてきます。


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